第30回厳夜祭が11月15日の午後から16日の早朝にかけて、国文キャンパスで開かれ、雨空にも関わらず、多くの参加者が見られた。【11月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
厳夜祭オープニングは午後5時より、国文キャンパスB棟前に設置されたメインステージで行われた。あいにくの雨も吹き飛ばす、力強い応援団のステージに、訪れた参加者は盛り上がった。応援団ステージに引き続いては、夜間主軽音楽部による「六甲音夜祭」のステージ。寒空に歌声がこだました。
模擬店は、国文キャンパスB棟の室内を中心に、11店が出店。
模擬店の一つ、震災救援隊の「SPEAK EASY」は厳夜祭に毎年、出店している。例年、世界各国の郷土料理を出すことで人気がある。「SPEAK EASY」は、「もぐり酒場」の意味。アメリカで、禁酒法が実施されていた20世紀初頭、唯一自由に酒が飲めて、自由に話せるところとして、「SPEAK EASY」は知られていた。今年は、トムヤンクンやゴイクン(ベトナム風春巻き)などベトナム料理をメニューとして出した。例年、好評を集めている特製どぶろくも、ふるまわれた。
チンドンサークル「神大モダンドンチキ」は、チンドンを見ながら特製料理が食べることができる「モダン・ド・キッチン」を出店。満席になる盛況ぶりだった。客の一人、大西正護さん(済・2年)は、「去年も来たけれど、やはり楽しいですね」とにっこり。
厳夜祭実行委員代表の柏木崇さん(営夜・3年)は「厳夜祭30年の歴史の中で初めての雨だったが、応援団が盛り上げてくれた。六甲祭にくらべ規模は小さいため、いかに楽しむかだけを考えた」と話した。
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