アメフット最終戦神戸大-甲南大が11月30日、神戸ウィングスタジアムで行なわれる。神戸大は開幕6連敗で入れ替え戦出場が決まっている。今季初勝利を賭け最終戦の幕が上がる。【11月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今季の神戸大は昨季からのメンバーの大半が残り、躍進も期待された。特に守備陣はLB岩田、肥田、DB吉村を中心にリーグ屈指の完成度を誇った。
前半戦はその守備陣がフル回転。開幕戦ではランオフェンスを封じ込み、三強の一角・京大を苦しめた。第2戦でも昨3位の近大を相手に4ターンオーバー奪う活躍ぶり。後半戦に入ると相手に研究されたのか、ロングゲインを奪われる場面も見られたが、守備陣は接戦に持ち込むがんばりをみせた。
それに対して攻撃陣はミスからの自滅が目立った。特に顕著だったのが関大戦。敵陣に攻め込む度にボールをファンブルし、5回ものターンオーバーを許した。総獲得ヤードで関大を上回りながら、6-41の大差で敗れる「ありえない」(岩田主将)敗戦だった。
近大戦ではサイドラインとの連携にもほころびが見えるなど、チグハグな試合を続けてしまった神戸大。6連敗で最終戦を待たずして二部校との入替え戦出場が決まってしまった。
岩田主将は「(ファンブルなどの)ミスをなくすしかない。練習から試合の状況をイメージしてやっている」と関大戦後の取り組みを話す。
「地力では(甲南大に)負けない自信はある。普段通りの力を出せれば」(岩田主将)。もう接戦はいらない、敗戦はもっといらない。「(応援などで)盛り上げてくれる人、練習に協力してくれるOBのためにも絶対勝つ」。岩田主将の力強い言葉を信じたい。
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