文科省は12月18日、全国の国立大学長を集め、法人化後の予算削減問題に関する会議を東京都内で開いた。削減の仕組みに関する決定が、来年1月に先送りされたことを伝えた。【12月18日 UNN】
削減の仕組み決定に関しては、年末の予算編成に合わせて結論を出すという予定だった。
財務省側は、ほかの独立行政法人同様、毎年一定の割合で予算削減を行う「効率化係数」の導入を主張している。文科省はこの日、折衝状況を説明するなかで、係数の率を縮減すること、効率化になじまない教育研究の基幹部分は対象外とすること、という方針で折衝に臨んでいることを明らかにした。
これに対し学長側からは、係数の導入そのものに反対する意見も出た。
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