2004年度大学入試センター試験が1月17日から2日間に渡って行われる。肌をさすような寒さの中、神戸大でも約4500人が大学入試の第一関門に挑んだ。【1月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
17日早朝の神戸大は強い雪が降る悪天候。試験開始時間の繰り下げも心配されたが、開始1時間前には雪も小ぶりとなり鉄道やバスなど公共交通機関に乱れもなかったため、1時間目の外国語は予定通り午前9時30分から行われた。
今年の志願者は全国で昨年よりも815人減少して2万6666人。12の会場で行われた神戸大での志願者は4459人だった。外国語の試験終了後、淡路島から来たという武蔵野大を志望する女子高校生は「結果がよかったらセンター試験利用で受験したい。今日はこれで終わりなので、明日に備えます」と会場を後にした。
また、17日は阪神大震災の起こった日でもあり、六甲台キャンパスの慰霊碑の前には遺族らが供えた花束が。「なんで供えてあるのかと思って」と近寄る受験生もいたが、「(震災よりも)試験の内容のほうが気になりますね」と足早に試験会場へと向かっていった。大学入試の第一関門を突破するまで、受験生に周りのことを気にする余裕はないようだ。
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