読売新聞によると、昨年末に発生したイラン南東部の大地震で、神戸大は1月23日から、工学部の高田至郎教授(地震工学)を団長とする調査団を壊滅状態となった古都、バムに派遣する。【1月19日 UNN】
高田教授のほか、都市安全研究センターの田中泰雄教授と北後明彦・助教授ら、地震、地盤、防災工学の専門家計5人。今月23、24日に2班に分かれて出発し、来月3日に帰国する。阪神大震災の経験も生かして、住宅の補強、被災者支援などを検討する計画。
現地では国立アバスプール大学の研究者、国営テヘランガスの関係者らと被害状況や地盤の調査を行い、▽レンガを積み上げただけで耐震性のほとんどない住宅の安価な補強▽電力、水道など“生命線”の耐震性強化▽被災者の救助・搬送や救急医療、情報伝達の方法――などで意見交換する。
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