医学部の医師が勤務の実態がないのに病院から報酬を受け取る「名義貸し」問題が、全国79の大学病院の6割以上で常態化していたことが1月22日までに文科省の調査で分かった。神戸大でも65人が名義を貸していたと回答した。【1月22日 UNN】
文科省によると、名義貸しが最も多かったのは北大の177人で、続いて多い順から岡山大、神戸大、広島大など。また、名義貸しをしていた医師のうちのほとんどが大学院生だったという事実も分かった。
延べ21人の名義貸しがあった京都大ではアルバイトとしての勤務であったにも関わらず、病院に常勤扱いにしてもらい健康保健書を交付してもらったというような例もあったという。
防止策として大学側は、院外での勤務実態の定期的な検査や、大学院生の処遇改善などを提案している。
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