平成15年度の神戸大卒業式が3月24日、神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行われた。今年は応援団による演舞もあり、晴れやかな雰囲気で学部卒業生2598人、大学院修了生1131人の計3729人が大学を巣立った。【3月24日 神戸大学NEWS NET=UNN】
当日はあいにくの雨模様。それでも、会場前では色とりどりの傘の下で記念撮影のシャッター音が開式時間まで鳴り続いていた。
式では、野上智行学長がknowledge(知識)という言葉を取り上げ、「皆さんが所持する、あるいはこれから獲得されるknowledgeはそれぞれに固有のものであり、優れた価値と様々な可能性を内在している」と激励。卒業生の答辞は国際文化学部の堀口佳奈さんが登壇し、「(今の社会情勢は厳しいが、)神戸大学で培ったものを生かしながら、未来を私たちが創っていく」と述べた。
また、今年は学歌合唱の後に、応援団による応援歌の合唱も行われた。同団が昨秋から大学に申し出て実現したもので、卒業生に最後のエールを送った。
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