平成16年度神戸大入学式が4月6日、神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行なわれた。学部生、大学院生あわせて、4426人の新入生が入学した。【4月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
当日はすっきりと晴れ渡った天候に恵まれた。駅から会場までの道ではサークルの新歓ビラが配られ、新入生たちは両手いっぱいに抱えながら会場へ向かっていった。
昨年秋の神戸商船大との統合を受け、今年は海事科学部新入生209人も入学。また、4月からの大学法人化で「国立大学法人神戸大学」としては初の入学式となった。野上智行学長は式辞で「神戸大学は学生の『人間性』を培い、『創造性』を育て、『国際性』を高め、『専門性』を獲得する教育を与える。また学生たちは無限の可能性を持っている」と歓迎した。
工学部に入学した男子学生の母親は入学式を終えて「応援団の歓迎や学長の話などとても温かい雰囲気で迎えてくれてよかった」と安心した様子。また、今年度から新設された海事科学部に神戸商船大から3年次編入した関谷雅さんは「神戸大学と統合したが、大学生活は今までとは何も変わりないのではないか」と話した。
【写真】新入生を前に、上級生の合唱団員らが歓迎の学歌を斉唱(4月6日・神戸ポートアイランドホールで 写真=岩崎昂志)
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