震災サポート制度 総ボラなど支援対象に

 毎日新聞社などが創設した「阪神大震災ボランティア・サポート制度」の選考委員会で、神戸大学総合ボランティアセンターなど10団体が選ばれたことが4月26日までにわかった。【4月26日 UNN】

 申請のあった24のボランティア団体のうち、選ばれたのは、神戸大学総合ボランティアセンター(神戸市灘区)、姫路こころのケア・ネットワーク(兵庫県姫路市)、色彩楽園(神戸市西区)、神戸西・助け合いネットワーク(同市須磨区)、神戸楽しみ隊(同)、震災語り部グループ117(同市中央区)、ひょうご福祉ネットワーク(同)、ボランティアふれあい住宅連絡会(同)、ボランティアネットワーク「スキップ」(同市東灘区)、ボランティアグループ「きずな」(兵庫県宝塚市)の10団体。

 「阪神大震災ボランティア・サポート制度」は、作家の陳舜臣さんから寄付された著書「神戸ものがたり」(平凡社)の印税全額と、読者らからの寄金を基に、毎日新聞社と毎日新聞社会事業団が1998年に創設。毎年度、10団体を選考して支援。各30万円を資金支援する。震災後10年を迎える2004年度が最終年度となる。

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