近畿学生野球春季リーグ戦が5月21日に閉会し、神戸大の最終順位は5位に決定した。この日行われた奈産大-奈良教育大の試合で奈産大が勝利したため、神戸大は5位に入り、入れ替え戦を免れた。【5月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大はすでに5月14日の大教大戦で全日程を終了しており、2勝9敗で暫定5位につけていた。しかし、最下位・奈良教育大の大市大戦と奈産大戦が雨で延期となっており、奈良教育大がどちらか一方の大学に勝てば神戸大が最下位。入れ替え戦に臨む可能性を残していた。
そして迎えた18日の奈良教育大-大市大は0-5で大市大が勝利、21日の奈良教育大-奈産大は0-2で奈産大が勝利し、神戸大は最下位を免れた。同リーグは25日の大市大-大教大を残しているが、阪南大が2季連続24回目の優勝を決めている。
入れ替え戦を免れ1部残留を決めたものの、結果は2勝9敗、6大学中5位と不本意なものに終わった。
第1節・1回戦の大市大戦でエース始澤のケガによる戦線離脱が大きく響いた。2試合目からは横田、宮原の2投手を中心に試合を進めていく。「2人とも本来の力を出してよくやってくれた」(板井主将)が、エースの穴はうめられずに苦しいリーグとなった。「1部で勝つためには投手力がカギ」と板井主将が話すように、投手陣の充実が今後の課題だ。「新入部員大歓迎」と新戦力を募っている。
次は6月12日の神京戦。2年連続で京大に負けているが、幹部最後の試合に向けて「なんとしても勝つ」(板井主将)と意気込み十分。(記者=武井礼美 )
●近畿学生野球春季リーグ戦
▽最終順位、成績
1位 阪南大 9勝2敗 勝点4(2季連続24回目V)
2位 奈産大 8勝3敗 勝点4
3位 大阪市大 8勝4敗1分 勝点4
4位 大教大 6勝7敗1分 勝点2
5位 神戸大 2勝9敗 勝点1
6位 奈教大 2勝10敗 勝点0
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