アポロンの歌声も 関混連が定期演奏会

 阪大、神戸大、関大、関学、同志社、立命の6大学が加盟する関西学生混声合唱連盟による第35回定期演奏会が6月8日、フェスティバルホールで行われ、1327人が訪れた。【6月8日 UNN】

 演奏会は大きく分けると、各大学が単独で歌うステージと、6大学が合同で歌うステージの2つで構成されている。   関大の「混声合唱団ひびき」は、6番目に出演し、「うた」をキーワードに「新しい歌」「うたをうたうとき」「きみ歌えよ」「一詩人の最後の歌」の4曲を披露した。聞きに来ていた帝塚山大の女子学生が「関大ひびきの雰囲気がいちばんよかった」と言うように、ひびきの温かさが感じられた。
 合同ステージでは、「蜜蜂と鯨たちに捧げる譚詩」より「鯨たちに捧げる」と「さまよえるエストニア人」が歌われた。客演指揮者の西岡茂樹さんが、「人間よりも遥か昔から地球に暮らしていた蜜蜂と鯨が、後から地球にやってきて、自然を破壊し、戦争もする人間をどんな眼差しで見つめているだろうか」と曲を解説した。舞台は6大学の団員でおさまりきれないほどにいっぱいになり、大勢の厚みのある歌声が聞かれた。1曲目は2郡の鯨が舞台上で掛け合いをし、後半では同じ歌詞の英訳が揃って歌われた。
 アンコールでは「Over the Rainbow」が歌われ、なりやまぬ拍手のなか、演奏会は終わった。阪大混声合唱団の女子学生は「合同ステージが心に残った。式がうまくて歌いやすそうだった」と語った。

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 参加団体は、大阪大学混声合唱団、関西大学混声合唱団ひびき、関西学院大学混声合唱団エゴラド、神戸大学混声合唱団アポロン、同志社学生混声合唱団C.C.D.、立命館大学混声合唱団メディックスの6団体。アポロンはモーリス・ラベル作詩・作曲の「RavelTROIS CHANSONS」を披露した。
 関西学生混声合唱連盟ホームページは、http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/7272/。【6月8日 神戸大NEWS NET=UNN】?

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