落語研究会の水無月寄席の最終公演が6月11日に国文休養室で行われた。落語一席と大喜利が行われ、雨にもかかわらず満員の会場内からは笑い声が沸き起こっていた。【6月11日 神戸大NEWS NET=UNN】
勢いのある太鼓の音で始まった水無月寄席。まずは司会の甲家夢久(かぶとや・むっく)さんが登場。最終日の落語を担当する甲家肩丸(かぶとや・かたまる)さんを、尾崎豊の歌の歌詞にそって紹介すると早速会場から笑いが起こった。肩丸さんによる落語は、“平林”という漢字の読み方をめぐって主人公が翻弄される話。独特の間や身振り、表情をつかって観客をひきつけていた。
最後を飾ったのは、先生と生徒6人による大喜利。お客さんからもらったお題を使って川柳を作るなどの即興に、生徒のキャラクターと先生の突込みが相まって、この日一番の笑いが起こっていた。
「面白かった。即興で作ったのに、みんなをあんなに笑わせることができてすごい」と観客の一人、大野さん(国文・2年)は感心した様子で話ていた。落研会長の大西正護さんも「新歓寄席からのリピーターや初めての人も来てくれてよかった」と表情を緩めた。
次回の公演は、7月3日に阪急六甲の神戸学生青年センターで二回生寄席「つきあってください」が行われる。木戸銭は無料。
【写真下】テンポのいいつっこみで笑いを誘った大喜利。【いずれも6月11日・国文休養室にて 撮影=杉浦加奈】
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