問われる倫理 阪大医ベンチャー問題

Photo 阪大研究者らによるベンチャー企業「アンジェスMG」が開発していた遺伝子治療薬について、臨床試験医の阪大病院の教授ら5人や元医学部長が、未公開株を取得していたことがわかった。直ちに違法とは言えないが、臨床試験の信頼性が揺らぐため米国などでは禁じられている。?
 株式はその後上場し、取得株は現在の株価で数億円に上るとみられる。?
 これを受け阪大は、倫理上の問題が生じる恐れもあるとして詳しい経緯を調べるとともに、ガイドライン作りを視野に入れた検討委員会を設置した。【6月12日 UNN】?

 阪大医学部のある教授は「未知数である大学発ベンチャーの場合、創業時の株は研究者などの身内になることは多い。決して投資目的ではないだろうが誤解されてもしょうがない」と話す。また、「アンジェスMG」の中塚琢磨取締役は「明確なルールがあればこのような誤解が生じることはなかったと思う」と、早急なルール作りを課題に挙げた。?
 研究者自ら設立することが多い大学発ベンチャーには、公正さを保つための指針は不可欠。大学ベンチャーのあり方自体が問われることになりそうだ。【6月13日 UNN】?

 詳細はUNN関西学生報道連盟ホームページ参照。



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