落語研究会の第40代2回生寄席「つきあってください。」が7月3日、灘区の神戸学生青年センターで行われた。会場には学生やお年寄りなど約100人が訪れ、ホールは笑い声に満ち溢れていた。【7月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
今回のテーマは「つきあってください。」。これは告白の言葉と、落語をはじめるときに「少々お付き合いください」という言葉の二つが掛け合ってできてた。甲家肩丸さん(工・2)のあいさつから始まり、4人が落語をした。
みなと家そるとさんは「寄合酒」を披露した。内容は仲間内で一人一人が酒や肴を持ってくる「寄合酒」をすることとなった。しかし、犬がくわえた鯛を横取りしたり,乾物屋で数の子を盗んだりして、誰一人きちんと自分のものを持ってこなかった。いざ、飲み会の準備をはじめると、誰も何をしてよいかわかっていなかったり、犬が鯛を取り返しにきたりして、飲み会をする前に何もなくなってしまった。という話。途中、あまりの熱演で賢台が落ちるというハプニングもあったが、なんとか笑いで乗り越えた。
今回の寄席は下準備から当日の用意まですべて2回生のみで行った。甲家勢従さん(かぶとや・ぜっと、工・2)は、「2回生だけでおこなった初めての寄席だったが、客入りもよく、ハプニングはあったが成功してよかった」と安心した様子。また、甲家夢久さん(かぶとや・むっく、理・2)は「今回の寄席をして仲間ってすばらしいと思った。こいつらと同回でよかった」と仲間の絆も深まった様子。
会場に来ていた、神戸女学院「古典落語を聞く会」の会長をつとめる岡田直子さん(3回)は「落語も三味線もよかった。中でもみなと家そるとさんはリアクションも大きく、おもしろかった」と満足した様子だった。?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。