2004年秋季関西学生女子タッチフットボールリーグが9月11日、聖和大グラウンドで開幕した。2試合が行われ、神戸大は第一試合で京府大と対戦。苦しい試合内容だったものの、初戦を勝利で飾った。【9月11日 神戸大NEWS NET=UNN】
京府大ボールで始まった試合開始直後の第1Q24秒、神戸大はCB泉のインターセプトTDとTFPで7-0と早々とリードする。このまま波に乗るかと思われた神戸大だったが、その後、京府大のランを中心とした攻撃を止めることができず、じわじわと攻められ続け、第1Q残り30秒でTDとTFPを奪われ追いつかれてしまう。第2Qに入ってもディフェンスの甘さを突かれ連続ランを許してしまい、TDラインまで残り1Yの所まで攻め込まれたが、必死のディフェンスでピンチを回避。攻撃権を得た後、WR加藤への25Yを超えるロングパスでチャンスをつくり、前半残り20秒でWR山田がTDを決めた。TFPも成功させ、前半を14-7で折り返した。
後半は両チームロングパスの応酬で点の取り合いになったが、点差を守りきった神戸大が試合終了10秒前にWR山田のTDでさらにリードを広げ39-19で勝利した。
今岡コーチは「仕上がり、戦術理解に不満が残る。相手の攻めに対応できていなかった」と、20点差での勝利にも渋い表情。次の試合は練習試合で大敗した武庫川女子大との対戦となる。「戦術理解と個人の能力の両方をピークに持っていかないと勝てない。危機感がある」と気を引き締めた。
唐津主将は「勝てたことはよかったが、足りないことがいっぱいある。次の試合に向けて課題を整理していきたい」と語った。
なお、この試合の後行われた第2試合では武庫川女子大が聖和大を27-20で下した。
【写真下】第2Q残り20秒でTDを決め笑顔のWR山田。(いずれも、9月11日午前10時16分・聖和大グラウンドで 撮影=武井礼美)?
●秋季関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月11日・聖和大グラウンド)
神戸大 7 7 6 19=39
京府大 7 0 6 6=19?
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