「マスターズ甲子園」 神戸大生ら大会支える

 かつて甲子園を夢見たが、その土を踏むことが出来ずに悔しい思いをした球児はたくさんいる。夢を胸に社会に出た元球児のための大会「マスターズ甲子園」が、11月28日、あこがれの阪神甲子園球場で開催される。神戸大の教員・学生たちがこの大会をサポートしている。【9月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo 甲子園…球児なら誰もが憧れる夢の舞台。しかしその舞台に立てるのは、球児のごく僅かである。チームが負けてしまった、試合前に怪我をして出ることができなかった、入場のプラカードを持ちたかったが選ばれなかったなどさまざまな理由で甲子園にいけず悔しい思いをした球児やマネージャー。そんな人々が大人になった今、硬式野球をできる環境や甲子園でプレーする機会はほとんどない。
 「マスターズ甲子園」とは、野球が大好きで真剣にもう一度野球をしたいというたくさんの熱い思いに答えた大会だ。
 大会実現にあたって去年2月に「マスターズ甲子園2004」実行委員会が発足。協賛金集め、甲子園を使用する日程の獲得などいろんな壁に当たりながら第一回大会の実現を目指す。実行委には神戸大の学生も参加し、HP作成やPR活動などをしている。

 後援には、朝日新聞社、兵庫県、兵庫県教育委員会など、協賛にはアシックスもついた。事務局は、神戸大学発達科学部内にあるマスターズスポーツ振興支援室。大会実行委員長には、神戸大学長ヶ原誠助教授、副実行委員長に神戸大学高田義弘助教授らが名を列ねる。
 実行委員会の彦次佳さん(神戸大学大学院総合人間科学研究科・2年)は「たくさんの困難があるが、メールや手紙で申し込む人の意気込みをみると感動して頑張ろうと思う」、西田龍矢さん(発達・3年)は「おじさんの涙や輝く姿が見たい」と語った。

大会には、高校野球OB(高校野球部に在籍したことのある人)や高校野球OGや高校野球指導者OB・OGなら性別・年齢を問わず、参加できる。試合、キャッチボール、シートノック、観戦、ボランティアなど神戸大学の学生の中からもたくさんの参加者を募集中。詳しくはhttp://www.masterskoshien.comまたはmssupp9@rie.h.kobe-u.ac.jpまで。


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