専門職大学院の優良教育に、予算を重点的に配分する「形成支援プログラム」の選定結果が、部科省によって公表された。京大、神戸大、関大、関学、東大など10大学法科大学院の『実務基礎教育の在り方に関する調査研究』などの共同プロジェクトや、神戸大経営学研究科の『プロジェクト方式によるMBA教育の高度化』などの単独プロジェクトが選ばれた。採択率は、国立50%、私立47%となり、国立優位の21世紀COEプログラムとは違う傾向が表れた。【9月15日 UNN】
法科大学院の「教育高度化推進プログラム」では、同志社大、阪大、早大、慶應大、熊本大など11大学の共同プロジェクト『実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト』と、京大、神戸大、関大、関学、東大など10大学の『実務基礎教育の在り方に関する調査研究』など5つの共同プロジェクト。
阪大高等司法研究科法務専攻の『科学技術リテラシーを備えた先端的法曹養成』、同志社大司法研究科法務専攻の『国際的視野と判断力をもつ法律家の養成』、立命法務研究科法曹養成専攻の『国際貢献型<地球市民法曹>養成プログラム』、関学司法研究科法務専攻『模擬法律事務所による独創的教育方法の展開 』など16の単独教育プロジェクトが選ばれた。
法科大学院の「実践的教育推進プログラム」では、1つの共同プロジェクトと、関大法務研究科法曹養成専攻の『司法過疎問題解消に貢献する法曹の養成』など26の単独教育プロジェクトが選ばれた。
また、専門職大学院の「教育高度化推進プログラム」では、神戸大経営学研究科現代経営学専攻の『プロジェクト方式によるMBA教育の高度化』など9の単独教育プロジェクトが選ばれた。
専門職大学院の「実践的教育推進プログラム」では、京大医学研究科社会健康医学系専攻の『臨床研究者養成プログラム』と、同志社大ビジネス研究科ビジネス専攻『DBS地域連携事業推進プロジェクト』など6つの単独教育プロジェクトが選ばれた。
詳細は文部科学省ホームページhttp://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/houka/report/04091501/003.htm参照。
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