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- 立命に惜敗 アメフット秋季リーグ
関西学生アメフット秋季リーグの第2戦、神戸大-立命が9月20日宝ヶ池球技場で行われた。神戸大は、3連覇を狙う王者立命に対し先制点を奪うなど健闘をみせるが、第4Qに力尽き、6-21で敗れた。【9月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
神戸大は先発QBにパスを得意とする多和を起用。まずまずの立ち上がりをみせる。一方の立命は前半、ミスが目立つ。パントファンブルをリカバーされるなど、リズムを掴めない立命に対し、前半20分、FS矢野川がパスをインターセプト。敵陣13ヤード付近までボールを進めると、多和のケガによって交替したQB江端の落ち着いたリードでFDを奪い、最後はTE中川へのパスでTD。TFPは外したものの先制点を決めて勢いにのる。
後半5分にはTDを許し6-7と逆転されるが、まだミスが見られる立命の攻撃をディフェンス陣がLB清水のカットなどで押さえ込むと、第4Q最初に25ヤードからのFGのチャンスをつかむ。しかしこれを、この日2インターセプトをみせるなどディフェンスで活躍をみせていた矢野川がまさかのミス。逆転のチャンスを逃すと、立命に徐々にペースをもっていかれてしまう。QB池野からのパスが決まり、確実にFDを奪われると、最後は2TDを決められて6-21で敗れた。?
前半、相手のミスもあって、ディフェンスが好プレーを出すごとに流れを引き寄せていた。オフェンスも、「さすが4回生」(安井ヘッドコーチ)と言うように、スタメン多和のケガによって替わったQB江端を中心にミスのない、いい攻撃をみせた。しかし、「結果がついてこなかった。もう少しがなかなか届かない」と同ヘッドコーチは肩を落とした。『もう少し』とは、精神的な部分でもあり、技術的な部分でもあると同ヘッドコーチは言うが、その『もう少し』が勝敗という大きな差となってしまった。
【写真】王者立命の攻撃を抑えて勢いにのるが… (9月20日・宝ヶ池球技場で 撮影=武井礼美)
●関西学生秋季アメフット(9月20日・宝ヶ池球技場)
神戸大 6 0 0 0=6
立 命 0 0 7 14=21
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