付属小の児童と交流 アメフット部

Photo 神戸大アメフット部レイバンズの1年生7人が、9月27日に東灘区の神戸大附属住吉小学校を訪問。アメフットのデモンストレーションなどを行い、児童と交流した。10月3日の関西学生秋季リーグ神戸大-関学に小中学校の児童を招待するという企画に先駆けて行われたもので、試合前にアメフトを少しでも知ってもらうため、附属小中のPTAが主催した。【9月27日 神戸大NEWS NET=UNN】

 デモンストレーションには、授業間の休み時間15分に低学年、昼休みの15分に高学年の児童たちが参加した。
 最初は部員がパスやタックル、オフェンスのシーンを披露。実際の場面に似せた攻撃のシーンを見ると歓声が上がった。その後、実際にヘルメットなどの装具を着用し部員へタックルしたり、パスのキャッチを体験した。児童たちは、「ヘルメットが重かった」、「(パスを受けて)手がジーンときた」など、見ているだけではわからない体験をして興奮した様子。「応援に行くのが楽しみ」と口をそろえていた。
 10月3日の関学戦には保護者含めて約400人が応援に来ることが決まっており、今後増えるかもしれないということ。レイバンスの今季初勝利に向けて、「ちびっ子応援団」の後押しは大きな力となってくれそうだ。

Photo 神戸大には住吉と明石に附属の小中学校があるが、これまでは教育実習を除いて大学生との交流はほとんどなく、児童が大学との関わりを感じることはほとんどなかった。国立大学の独立法人化に伴い神戸大ファミリーの絆をより強めていこうという目的で、小中学校のPTAが、レイバンズ部長で元附属小学校校長である平川和文教授(発達)やレイバンズOB会会長の三宅俊宏さんの協力を得て、今回の企画が実現。「これを機会に大学との連携を強くしていきたい」とPTA副会長の栗林さんは話した。
 また、来年6月のレイバンス30周年記念試合では附属小のフラッグフットボールチーム(現在組織中)の試合も行われる。独立法人化に伴い大学と附属小・中学校との関係も変化をみせている。?



【写真下】実際にパスを体験。(いずれも9月27日・神戸大附属住吉小学校で 撮影=武井礼美)?

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