「ノーベル賞有力」 今年も西塚元学長ら

 米トムソンサイエンティフィック社は9月29日、同社がノーベル賞有力候補と考える世界の研究者22人を発表。日本人では西塚泰美・元神戸大学長ら、昨年と同じ4人の名前を挙げた。【9月29日 神戸大NEWS NET=UNN】

 アメリカの文献データ会社のトムソンサイエンティフィック社(http://www.thomsonscientific.jp/index.shtml)は9月29日、医学生理学、物理学、化学、経済の4つの分野で、ノーベル賞受賞の可能性のある研究者として、「2004 Citation Laureates(引用最高栄誉賞)」を発表した。同社が有力候補と考える世界の研究者22人で、日本人は昨年と同じ4人。。同社は、研究者の論文が過去20年間に他の論文に引用された回数などから、今年あるいは近い将来のノーベル賞候補として予想したとしている。
 4人は、医学生理学賞は西塚泰美・元神戸大学長。物理学賞では中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授と十倉好紀・東京大大学院教授、化学賞で新海征治・九州大大学院教授。昨年の同社予想と同じ顔ぶれで、経済学賞の日本人候補はいなかった。?

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