冬山の北アルプス・大日岳(富山県、2501メートル)で2000年、遭難死した兵庫県尼崎市の溝上国秀さん(当時神戸大2年、20歳)と横浜市保土ヶ谷区の内藤三恭司さん(同都立大2年、22歳)の両親が、再発防止の願いを込め、積雪が深くても位置確認ができる高さ約3メートルのポールを山頂に設置した。毎日新聞が10月18日付けの朝刊で伝えた。
当時の文部省(現文部科学省)主催の研修登山中に雪庇(せっぴ)が崩落し遭難した事故で、富山地検は2004年6月9日、業務上過失致死容疑で書類送検されていた当時の引率講師2人を嫌疑不十分で不起訴処分にした。溝上さんの両親は民事訴訟を続けている。【10月18日 UNN】
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