野上智行現学長の任期が来年2月15日で満了することから、次期学長選考が始動している。今回の学長選考は、国立大学法人神戸大学になって初で、新しい方法で選考される。 【10月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
学長選考に際して、まず9月22日に第一次意向投票が単記無記名で行われた。そして第一次意向投票の結果上位となった者または学長選考会議委員推薦の中から2人の候補者が、10月5日学長選考会議で選出された。
候補者は野上智行(のがみ・ともゆき、科学教育)現学長と神戸大法学部の五百籏頭眞(いおきべ・まこと、政策過程論)教授だ。 野上学長は広島大卒。1979年の広島大助手から、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ客員研究員などを経て、1988年神戸大教育学部助教授、92年同教授、2001年から神戸大学長。日本ユネスコ国内委員会委員など幅広い活動をしている。
五百籏頭教授は、京大卒。広島大助手、助教授などを経て、81年から神戸大法学部の教授を務めている。過去にサントリー学芸賞、吉田茂賞、吉野作造賞を受賞。小渕内閣「21世紀日本の構想」懇談会の外交分科会座長なども果たした。
これらの2人の候補者を対象に、学長、理事、教授、助教授、講師、課長補佐以上の職員によって11月10日に単記無記名投票による第二次意向投票が行われる。さらにもう一度学長選考会議が、第二次意向投票の結果を「尊重して」最終選考を行い、学長予定者が決まるしくみだ。
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