大麻などの薬物を乱用して検挙される大学生が、過去最悪だった去年を上回るペースで増えており、警察庁は大学と連携して薬物の乱用を防止する取り組みを強化するよう、全国の警察本部に指示した。【10月29日 UNN】
警察庁によると、今年に入ってから9月までに大麻や覚醒剤などの薬物を乱用して検挙された大学生は107人にのぼり、これまでで最も多かった去年の同じ時期を上回るペースで増えている。
とくに大麻やMDMAと呼ばれる錠剤型の合成麻薬の増加が目立ち、大麻で82人、MDMAで11人が検挙されている。
薬物防止のキャンペーンはこれまで主に中高校生を対象に行われてきたが、警察庁は大学での薬物の乱用が拡大する恐れがあるとして、大学祭などで薬物の乱用防止を目的にしたイベントを開催するなど、大学生を対象にした取り組みを強化するよう全国の警察本部に指示した。
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