第50回西日本新人カッター競技会が11月3日、海上保安大学校(広島県呉市)の前面海域で開催された。神戸大学は、決勝戦で強豪の海上保安大をわずか0.1秒差で破って、見事優勝。10年ぶりの快挙を成し遂げた。【11月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大男子カッター部は、水産大、長崎大、波方海上短期大、海上保安大、 そしてオープン参加として広島商船高等専門学校の6チームで争う一般の部に出場。3チームづつに別れて争う1回戦で、海上保安大に破れて2位となるものの、決勝進出を果たす。
神戸大、長崎大、広島商船高専、海上保安大学校の4校で争った決勝戦では、中盤で神戸大がリードを奪う。しかし終盤、海上保安大の追い上げにあい、勝敗はビデオ判定へ。結果は神戸大学が13分5秒38、海上保安大が13分5秒51のわずか0.1秒差で、見事神戸大学が優勝した。
同大会での優勝は10年ぶりという快挙。ライバルの海上保安大を破っての優勝で、「みんなで嬉し涙を流して喜んだ」と、部員の山口健太郎さん(海事・3年)は優勝の瞬間を振り返った。
カッター部は現在、5月に開催される全日本カッター競技会に向けて練習中。冬期に入ってもオフを返上して練習をつづけるという。「全日本のレベルは比にならないが、優勝目指す」(山口さん)と意気込みをみせた。
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