2004年秋季関西学生女子タッチフットボールリーグが11月7日、聖和大グラウンドで行われた。神戸大は第2試合で聖和大に21-12で勝利。3勝1敗でリーグ2位の成績を収め、11月23日に行われる東西大学王座決定戦出場の切符を手に入れた。【11月7日 神戸大NEWS NET=UNN】
試合序盤から、インターセプトを決めるなど神戸大ディフェンスが機能し、聖和大にチャンスを与えない。さらに攻撃でも第2Q1分、WR加藤が30Yを超える高い軌道のパスをキャッチし先制のTD。これで勢いに乗り、前半残り1秒には、味方が相手ディフェンスをブロックしてこじ開けたスペースにQB岸田がとび込み追加点を上げ、14-0で前半を終えた。
第3QにもTDを奪った神戸大は、その後、相手に時間を消費させセーフティーリードを守りきる作戦をとった。結果、2TDを決められたものの21-12で勝利した。
今岡コーチは「流れを後半で途切れさせないようにした。ディフェンスがうまく機能した」と満足げ。勝てば東西王座出場が決まるというプレッシャーのかかる試合だったが、唐津主将は「この試合のことだけを考えていた。全員で32分間戦えた」と笑顔で語った。
東西大学王座決定戦は11月23日、王子スタジアムで行われ、関東リーグからは日大と慶応大、関西リーグからは武庫川女大と神戸大が出場する。4チームでトーナメントを行い、優勝チームは来年1月3日のさくらボウルへの出場権を得る。神戸大は一回戦で日大と対戦する。準備はこれからという神戸大だが、「武庫川女大に借りを返さないといけない」(今岡コーチ)、「でるからには優勝」(唐津主将)と闘志を燃やしている。創部10周年の今年、準優勝に終わった昨年の雪辱をはらすことができるか。
【写真下】この日QBサックを決めたLB江間はリーグの優秀選手にも選ばれた。(いずれも11月7日・聖和大学グラウンドで 撮影=武井礼美)
●秋季関西学生女子タッチフットボールリーグ(11月7日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 14 7 0=21
関 学 0 0 6 6=12?
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