神戸大学演劇研究会はちのす座の第106回六甲祭公演「恋愛戯曲」が行われた。出演者全員が個性豊かなキャラクターを演じ、現実と脚本の世界を行き来するという難しい演出を行いつつも、時にはタイムリーなネタを取り入れて、観客たちを笑わせていた。【11月13日 神戸大NEWS NET=UNN】?
公演は11月13日午前11時から始まった。約1時間半に及んで熱演が展開され、1日目となる今日は48人の人が足を運んだ。チラシにもあるとおり、思わず「キュン」としてしまう作品だった。
関大での劇団の公演でチラシをもらい、今回六甲祭に訪れたという会社員の高木正恵さんは、「神戸大の演劇は内容が難しいと聞いていたが、とても楽しかったので見にきてよかった。特にプロデューサー役の人が、ピンク色の照明を受けて、自分の行動を考え込む姿が面白くて印象に残りました」と、感激した様子だった。
演出とマネージャーの寺田さん役での出演をかねた、はちのす座の岡野江利さん(神戸親和女子大・3年)は、1回目の公演を終えて、「みんなでいい劇を行えました」と劇でも見せたはきはきとした話し方は健在していた。「本来演出は客観的に行わないといけないのですが、私の場合は役者もしているので、内側から主観的な演出になりました」と工夫した点を述べ、「常にお客さんを飽きさせないような劇をしました。少しでも多くの人が、また公演を見に来て欲しいです」と語った。
はちのす座は14日は午後2時30分、午後6時。15日には午後5時30分開演で続けて公演を行う。会場は開演の30分前。
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