神戸大学のキャンパス風景を描いた版画家川西祐三郎さんの「神戸大学全十八景」が、12月5日まで神戸大学百年記念館で特別公開展示されている。土、日曜も開館。【12月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
版画家川西祐三郎が描く「神戸大学全十八景」が、11月18日から12月5日まで、神戸大学百年記念館1階展示ホールで特別公開展示されている。土、日曜、祝日も開館。時間は午前9時30分から午後4時30分まで。
ここでは、神戸大学が『神戸大学史紀要』の表紙に掲載するために版画家川西祐三郎氏に依頼し、平成3年から今年にかけて製作された「神戸大学全十八景」と、それ以外に川西氏が神戸をテーマとして制作された作品の中から3点を展示。また、この作品を利用した神戸大学の制作物などもあわせて展示されている。
川西祐三郎さんは日本を代表する神戸在住の版画家で1923年生まれ。日本版画協会名誉会員、国画会会員。版画家だった父・川西英から手ほどきを受け、これまでに制作された作品は千点を超える。神戸をテーマとした作品が多いが、神戸以外にも日本の各地の風景を取材した作品や、ヨーロッパを取材した作品などにも秀作が多い。
「神戸大学全十八景」は、神戸大学の学部・研究科などの建物・キャンパスを取り巻く風景の中にはめ込んだ18点の作品群。描かれる建物は、最も古い昭和7年竣工の本館(「経済・経営学部」)から、神戸大学百年記念館までを含む。 会場となる神戸大学百年記念舘は、平成12年11月に竣工。大阪湾とそれを取り巻く街並みがぐるりと見下ろせるスポットで、平成13年11月に「神戸・景観ポイント賞」を受賞した。版画の鑑賞とあわせてこの風景も楽しめる。 問い合わせは、神戸大学百年史編集室 電話 078-803-5035。 FAX 078-803-5038。
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