神戸大男子ラクロス部は12月5日に大泉緑地で行われた新人戦予選で、同志社に敗れたものの、合同チーム、近大、阪大に勝利し、3勝1敗で決勝進出を決めた。【12月5日 神戸大NEWS NET=UNN】
前日の大雨の影響で、試合開始は90分遅れで始まった。試合中にゴールが倒れてしまうほどの強い風が吹き続け、非常に冷え込んだ。
第1試合、大阪国際大、神戸学院大、甲南大の合同チーム戦では、G江川が2桁にも及ぶシュート阻止を重ね、相手側を全く寄せ付けず、6-1と大差をつけて勝利した。第2試合も勢いはとまらず、近大に5-1で勝利。
ところが、第3試合の同志社大戦は前半から完全に相手ペースで、全く神戸側に流れが移ってこない。前半は一方的に攻め込まれ、後半にDF足立のロングシュートで1点返すものの、ここまで。結局1-3で敗れた。
第4試合の阪大戦。両者とも2勝1敗。得失点差では神戸大が負けていたため、同点では決勝進出が消えるこの試合。お互いに負けられないという緊迫した雰囲気で試合は始まった。
開始直後、正面から切り込んだMF大島が得点を決める。このまま神戸大ペースかと思われたが、前半3分に阪大も正面からのシュートで得点し、前半は競り合ったまま終わった。
後半開始から徐々に神戸大ペースへ。3分、AT中島が右サイドからのシュートを決める。その後、コーチのアドバイスで前もってポジションを移動していたMT毛利がMT大島からのパスを受け、これをAT鳥井、AT中島と速いパス回しをつないで阪大を圧倒。再び中島が決める。さらに後半5分、交代したMT沼本が試合を決める中距離からのバウンドシュートを入れる。阪大に1点返されたものの、結局、神戸大が逃げ切り、4-2で勝利した。
コーチの福味さんは「勝てて終わったけど、全体的に動きが硬く、オフェンスミスが目立った。内容はあまりよくないので、修正して優勝を狙います」と、予選突破に満足せず、今回の試合をしっかり反省しようという。また、全試合を通して力強い突破力を見せたATの中島靖隆選手(工・1年)は「全勝したかったけど、同志社への1敗は大きい。単純に向こうの方がうまかったのとこちらのパスミスが目立った。決勝までに力をつけて望もうと思う」と予選を振り返り、残り約2週間での課題を確認していた。
決勝は12月23日に行われる。
●男子ラクロス新人戦(12月5日・大泉緑地)(注:いずれも前後半、各7分)
第1試合
神戸大 3 3 = 6
合 同 0 1 = 1
第2試合
神戸大 2 3 =5
近 大 1 0 =1
第3試合
神戸大 0 1 =1
同志社 2 1 =3
第4試合
神戸大 1 3 =4
阪 大 1 1 =2?
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