阪神・淡路大震災で亡くなった呉ショウさん(経営2年)、母志斌さん(自然科学研究科)、溥建鴻さん(工学部)、武力平さん(旧神戸商船大 訪問学者)、冠秀微さん(旧神戸商船大 留学生の家族)の遺族が15日から5泊6日の日程で来日し、神戸大の慰霊事業に参加する。(※亡くなった人の肩書きは当時のもの)【1月12日NEWSNET=UNN】
呉ショウさんは中国控江中学校出身。灘区琵琶町のニュー六甲ビラで被災。建物の下敷きになり、即死だった。両親が来日する。?
母志斌さんはハルピン工学院出身。灘区徳井町の斉木荘で被災。両親が来日する。?
溥建鴻さんは河北広播電視大卒。灘区神ノ木通の東神荘で被災。17日の授業に出席するため、その日は下宿に戻っていたという。両親が来日する。?
武力平さん、冠秀微さんは、旧神戸商船大の犠牲者。武さんの妹、冠さんの夫と娘が訪れる。?
遺族の来日は毎日新聞などが取り組む中国人留学生・就学生の遺族招待事業で実現した。阪神・淡路大震災から10年という節目にあたり、中国在住の遺族11家族22人が来日することになっている。日本で留学生・就学生らが住んでいた場所や通っていた学校などを訪れる。旅費や滞在費などは、市民や華僑系の団体などからの寄付金約440万円でまかなわれているという。このため寄付を寄せた人が納得できるよう、招待事業は華美にならないように配慮される。?
当日の日程は、早朝5時頃に「1.17希望の灯り」のある東遊園地を来訪。午前11時半に神戸大の正門前。学内の慰霊碑を訪れ、学長らと立食会。午後1時40分頃に大学を出発し、長田区の中国人墓地、慰霊碑を訪ねる。?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。