今月15日に阪神・淡路大震災で亡くなった中国人留学生・就学生の遺族が来日し、17日の神戸大慰霊祭に参列。その後の懇親会にも参加した。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大を訪れた中国人留学生・就学生の遺族らは、初めて子息らの通った大学をみて、カメラのシャッターを切ったり、ガイドの神戸大学の中国人留学生の説明に耳を傾けていた。
その後、慰霊祭が始まると神妙な面持ちで慰霊碑に目をやり、日本人の遺族と共に黙祷をささげた。その後、遺族の列に混ざって碑に花束を捧げた。呉ショウさん(営・2年)の両親、呉定安(父)、陳笑歓(母)は呉さんの名前が刻まれたプレートに花束と手紙と遺影を置いて、涙を流しながら手を合わせていた。
懇親会に参加後、大学を出発し、長田区の中国人墓地、慰霊碑を訪ねた。(記者=吉永智哉)
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