クラブ間で交流 リートレ行われる

 平成16年度リーダーズトレーニング(主催=神戸大学務部、文化総部、体育会、応援団総部)が1月22日に国際文化学部B110教室で行なわれた。今年は約180人の各クラブ代表者が参加。文化系、体育会系のリーダーが交流した。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
 
Photo 毎年1月に行なわれているリーダーズトレーニング(リートレ)。クラブのリーダーとしての資質の向上を図り、クラブ相互間の親睦、交流を通じて、各クラブ一層の発展を目指すことを目的としている。 
 リートレは他のクラブの活動状況を知る、数少ない場でもある。各クラブ活動状況の報告会では、部員数や試合結果が発表される度に、会場からは「あのクラブ、めっちゃ結果出してるわ」「そんなに部員おるんや」「外からは全然目立たんクラブでも意外とすごいことやってるなぁ」と感心する声が上がった。

Photo 全く面識のないクラブ部員同士で班を組み、キャンパス内に隠された昼食引換券を探す企画も催された。企画の中心は応援団。各班には応援団のメンバーが一人ずつ入り、キャンパスのチェックポイントまで皆をリードする。「普段のクラブ活動ではお互いを知るチャンスは少ないと思う。こういう機会にクラブ間で話をしてもらい、親睦を深めてほしい」(応援団・1年)と話していた通り、参加者は同じ班のメンバーと協力しながら、隠された引換券を目指して校舎内や前庭を探索した。「こういう交流の場を率先して作り、いろんなクラブの人を引っ張っていく応援団の人は、やっぱりすごい」(フットサル部・2年)「普段はこんなことできない。他クラブと関わる良い機会なのかも」(吹奏楽部・2年)と参加者の感想も上々だ。

 今年は講演講師としてOAA野外活動協会事務局次長の下前康夫さんをが、「グループ運営とリーダーシップ」をテーマに講演。グループのリーダーとして必要なもの、良いグループ作りの条件について話した。
 「雄弁な人よりも、話を聞いてくれる人に周りの人間は集まる。今は上の人にきついことを言われようとも、話を聞いていく姿勢が大切」と学生らに語った。



【写真下】リーダーのあり方について講演する下前康夫さん。学生は真剣な様子で耳を傾けていた。(1月22日午前10時すぎ 鶴甲キャンパスB110教室で 撮影=森田篤)

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