昨年4月にオープンした神戸大東京オフィス開設準備室。大学の首都圏の戦略的拠点となっている。就職支援でも期待されている。スタッフの植村達男さん(1964年経済卒)は「広報活動では成功」と初年度を振り返った。【2月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
大学の首都圏の戦略的拠点
神戸大東京オフィス開設準備室は、昨年4月15日にオープンした。主な活動は、就職支援、広報活動、神戸大が東京で開催する行事の窓口、情報収集の4つ。神戸大が首都圏で活動を行う際の拠点となっている。
東京オフィスに詰めている植村達男さん(1964年経済卒)は「神戸大や在学生、卒業生が雑誌などに紹介されたりと広報活動では成功」と初年度を振り返った。
広報活動では、マスコミや首都圏にある高校へ実際に赴き、神戸大をアピール。「AERA」、「日経マスターズ」などの雑誌に紹介されたり、「プレジデント」に金井ゼミが紹介された際には、コーディネイトしたりと大学や卒業生などあらゆるネットワークを利用し、成果をあげた。
法科大学院の東京での説明会を行ったり、他大学への訪問や、神戸大への資料送付も行ったりしている。
【写真】雑誌や資料を広げ、対応する植村達男さん。
就職支援の拠点としても便利
学生が期待するのは、就職支援。東京駅のそばで皇居のお濠ばたにあり、大手町、丸の内、有楽町などが徒歩圏内だ。
植村さんは、「東京オフィスのオープンが就職活動の端境期だったので来訪者は少なかった」というが、来訪した学生には「一緒に出版社の編集室に同行して、編集者の話を聞けるよう手配した」など熱心な対応をしている。
中には、内定後にお礼のため、再訪する学生も。いろいろな企業の担当者が東京オフィスを訪れるようにもなった。
植村さんは、「パソコンを見たり、お茶だけ飲んでひと休みでも構いません。用がなくても来て見れば何か始まる」と来訪を呼びかける。
また、「人数が少ないので、サービスしますよ。OBとのアレンジなど可能な限り協力します。学生さんがたくさんみえて忙しくなっても、ボランティアを頼むので心配はいりません」と話した。
オープン時間は平日月曜から金曜の午前10時から午後5時まで。ただし夏期冬期の休暇などがあるので事前に連絡するとよい。
場所は、東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル地下2階、神戸大学KUC・東京凌霜クラブ内。
最寄り駅は、地下鉄各線「日比谷」「有楽町」下車すぐB3出口、JR「東京駅」丸の内側下車10分。電話は03-3211-0032、ファクスは03-3211-3147、メールはtokyo-office@kobe-u.comまで。
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