外国人患者と筆談 神戸大が共同で開発

 神戸大は滋賀県の公立甲賀病院、KDDI総研などと共同して、外国人が医療機関を訪れた際、パソコン画面上で筆談する形式の「自動翻訳システム」を開発した。【3月23日 UNN】

 3月23日付の毎日新聞夕刊が伝えたところによると、外国人が病院で診察を受ける際の「言葉の壁」を克服するのが目的。2月中旬から同病院の産婦人科で試験運用が始まっている。対応するのは英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語の4言語。
 まず画面で言語を選択する。次に症状例をマウスで選択。これで病院側は必要な情報を収集できる。実際診察した後は病名や治療費の見込みなどを医師側が説明する。
 将来的には約25か国語への対応を目指している。?

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