大日岳遭難事故 山頂のポール折られる

 北アルプス大日岳で2000年3月、登山研修中に遭難死した兵庫県尼崎市の溝上国秀さん(当時神戸大2年、20歳)と横浜市保土ヶ谷区の内藤三恭司さん(当時東京都立大2年、22歳)の両親らが標高2501メートルの山頂に再発防止を願い設置したステンレスポール(高さ3メートル)が何者かに折られていることが3月28日、分かった。29日付の毎日新聞朝刊が伝えた。
 このポールは昨年10月積雪時にもりょう線を確認する目印として設置されたもの。両親らが20日に慰霊に訪れた際、2カ所で折れ曲がっていたという。【3月29日 UNN】

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