第70回あしなが学生募金が23日、全国の主要都市約500ケ所で行われた。関西では主要駅など53ケ所を拠点に4月23、24、30日、5月1日に募金活動が展開される。70人のスタッフやボランティアらを中心に総勢400人規模で活動を行う。【4月23日 UNN】
今年で35年目を迎えるあしなが学生募金。全国でおよそ300人の学生がスタッフとして活動し、自然災害や病などで親を失った遺児たちのため、春と秋に募金を募っている。
2006年には、遺児たちが大学進学のチャンスを得ることができる「あしなが心塾」が東京に竣工予定。今回の募金では建設費として不足している残り3億円を補う目的がある。
事務局では、今年の収益金を全額あしなが育英会に寄付し、うち半額を遺児たちの奨学金に、残りを「あしなが心塾」の建設費に充てるという。 事務局の阪和ブロックリーダーの工藤剛さん(大産大・2年)は「学生募金のスタッフの多くがあしなが募金のお世話になった。今度は自分たちが遺児たちを救いたいと思っている」と話す。学生には「遺児たちだけの問題と思わずに、苦しむ同世代の仲間のために協力してほしい」と呼び掛けている。?
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