神戸大学演劇研究会はちの巣座が4月24日、新入生歓迎公演「スペースラブ」の公演初日を迎えた。当日は大学が休みの日曜日であったにもかかわらず約40人の観客が訪れ、劇場をにぎわせた。公演は六甲台講堂で27日まで。料金は無料。【4月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
スペースラブ、それは宇宙人を捕獲する計画。6人の乗組員がその計画を実行するため宇宙に旅立った。しかし、宇宙人は見つからず、地球への帰路につくことに。その途中、彼らは宇宙服も身につけず宇宙空間を漂う少女を発見する。はたして彼女は宇宙人なのだろうか。少女の正体を探るにつれ乗組員たちの過去が明らかになっていく…
今回が初演出となった、はいどろげん☆さん(発達・3年)は「言いたいことを部員に伝えるのがむずかしかったけど、みんながわかろうとしてくれたので、うまくいった」と語った。コミカルな場面では客席に笑いがおこり、また、緊迫した場面ではスモークなどの演出により観客は演技にひきこまれていった。
教え子を連れてこの公演を見に来た、東大阪市の中学校で演劇同好会の顧問をしている教諭(47)は、「元気でおもしろかった。台本もよかった。役者の方がおもしろいところ、はらはらさせる所をやりきっていたのがよかった」と感想を述べた。
公演は4月25日、26日は午後5時半から、最終日である27日は午後1時半からと5時半からの二回行われる。(記者=大野将寛、新川大輔)
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