27日付読売新聞が報じたところによると、神戸大は26日、経営学研究科の元管理職の男性職員(56)が3年間、親睦会の積立金など約1200万円を私的に流用していたと発表。職員は今月に自殺しており、遺書の内容から事実が発覚した。【4月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
大学によると、職員は02年4月から05年3月まで同研究科に勤務。期間中、教職員ら約90人からなる親睦会の会費などを一人で管理していた。この職員は忘年会などの積立金約800万円や、教授らが図書出版の際に使う積立金約400万円を使い込んだ。
親睦会費などは複数の預金口座で管理。通帳と印鑑が入った金庫の鍵はこの職員が持っていた。金の出入りは年1回、大学に収支報告書を出すことになっているが、流用を隠すため、毎年改ざんしていた。通帳と報告書の内容が合わないことから、流用が明らかとなった。
遺書には、流用額は約1700万円と記されていたという。大学側は、使途などについて委員会を設けて調査、警察への被害届なども検討する。?
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