アメフット関西学生大会である神戸大-近大が5月14日に、長居球技場で行われた。神戸大は27-19で接戦を制した。【5月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
試合開始の近大キックオフを、RB中井が85ヤードのリターンTDを決め先制する。しかし直後の近大の攻撃で50ヤードのランを許しTDを奪われ7-6に。さらに第2Q1 0分、近大にTDで逆転され7-13で前半を終わる。
第3Q、この試合で115ヤードを走り抜いたRB中井が中央突破してTD、再逆転する。続く近大の攻撃でパントまで追い込むと、ディフェンスが激しいラッシュを見せ、近大 がミス。LB清水がエンドゾーン付近でリターンし、TDを決め21-13とリードする。第4Qには、近大にTDを決められ21-19と点差を詰められるも、次の攻撃でQB 多和からRB井ノ上へのパスが通りTD。27-19で接戦をものにした。
前回の横浜国大との試合後、矢野川主将は「気持ちが入っていない」と話していたが、今日の勝利には「気持ちを出せた結果。でも内容は課題だらけ」と振り返る。また、安井ヘ ッドコーチは「課題は多いが、今季初めて1部のチームと対戦して、結果が出せて良かった」と安堵した様子。
次はアメフット部創部30周年記念交流試合である、関学との対戦が控える。この試合に向け、矢野川主将は「今年は記念すべき年。全力で練習して、結果を出したい」と意欲を 見せた。(記者=大畠真美)
●アメフット関西学生大会(5月14日・長居球技場)
神戸大 7 0 14 6=27
近 大 6 7 0 6=19
【写真下】第3QにパントリターンTDを決め、喜ぶLB清水(5月14日・長居球技場 撮影=入江敦央)
《訂正》「写真はQB田和」とありましたが、「写真はQB多和」の誤りでした。訂正しておわびします。(2005年5月19日午後7時30分 編集部)
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