旧制神戸商業大学(現・神戸大)は、旧制高校に当たる「予科」を持っていた。設置された期間は昭和15(1940)年―25年のわずか10年間、入学生は九期、約1500人。固い結束で活動を続けてきたその同窓会「凌霜思誠会」(嘉納尚会長)が5月29日、「予科創立六十五周年記念祭」を開くのを最後に解散する。戦後60年を迎える初夏、神戸市灘区の六甲台キャンパスに、最後の寮歌が響き渡る。
神戸新聞がインターネットで伝えたところによると、大学講堂で午後一時に始まる記念祭には会員252人と、遺族ら300人余りが参加を予定している。会の解散を宣言したあと、記念祝賀会、そして最後は寮歌祭。60年を経て、万感の思いを込めて肩を組む。【5月28日 UNN】?
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