大学・短大による教育の優れた取り組みに予算を重点配分する文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP=グッドプラクティス=)」に今年度は47件が決まり、7月22日公表された。近畿地区の単独応募では、関大、関学、神女院大が採択されたが、国立はなかった。第1回2003年度の80件、第2回2004年度の58件と合わせ、採択は計185件となった。【7月22日 UNN】
新規採択(共同申請を除く)の件数は私立大が20件と最多だが、採択率は国立大が高く、3年目も国立優位の結果となった。総合的取り組み、教育課程の工夫、教育方法の工夫、学習・課外活動への支援、地域・社会との連携の5テーマに単独で385件、共同で25件の応募があった。
単独では国立大12件、公立大2件、私立大20件、公立短大3件、私立短大8件、共同応募分では2件が採択された。採択されると、年間1550万円を上限に最長4年間(短大は2~3年間)の支援を受けられる。
●「特色ある大学教育支援プログラム」に新規採択された大学
▽テーマ1(総合的取り組み)
<国立大>岡山
<公立大>埼玉県立
<私立大>千葉商科▽東京慈恵会医科▽東京電機▽日本福祉
<私立短大>岡山
▽テーマ2(教育課程)
<国立大>筑波▽上越教育▽福井
<公立大>横浜市立
<私立大>日本工業▽慶応義塾▽東京工科▽立教▽関大▽関学
<公立短大>富山県立▽島根県立
<私立短大>宝仙学園▽明倫
<複数共同>立命館、京都、京都教育、京都工芸繊維、京都市立芸術、京都府立、京都府立医科、大谷、京都外国語、京都学園、京都光華女子、京都嵯峨芸術、京都産業、京都女子、京都精華、京都創成、京都造形芸術、京都橘、京都ノートルダム女子、京都文教、京都薬科、種智院、成安造形、同志社、同志社女子、花園、佛教、平安女学院、明治鍼灸、龍谷、大阪成蹊(いずれも大学)池坊、大谷、華頂、京都外国語、京都経済、京都光華女子、京都嵯峨芸術、京都女子、京都、京都文教、聖母女学院、平安女学院、龍谷(いずれも短大)
▽テーマ3(教育方法)
<国立大>東北▽千葉▽東京医科歯科▽鹿児島
<私立大>千葉工業▽東京歯科▽多摩美術▽大同工業▽沖縄国際
<公立短大>山梨県立看護
<私立短大>千葉経済
<複数共同>広島・山口
▽テーマ4(学習・課外活動への支援)
<国立大>愛知教育▽山口
<私立大>東北福祉▽フェリス女学院
<私立短大>創価女子▽九州女子
▽テーマ5(地域・社会との連携)
<国立大>北海道教育▽群馬
<私立大>早稲田▽京都精華▽神戸女学院
<私立短大>千葉明徳▽日本
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