流通科学大(神戸市西区)は9月15日、ダイエー創業者で、流通科学大を運営する学校法人中内学園の学園長の中内功氏(83)が、8月下旬に脳梗塞で倒れ、意識不明の状態が続いている、と発表した。中内氏は、旧制神戸経済大第二学部卒。【9月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
流通科学大によると、8月26日午後4時ごろ、大学を出た後に倒れ、神戸市内の病院に入院。集中治療室(ICU)で治療を受けているという。
中内氏は、兵庫県立神戸高等商業学校(後の県立神戸商科大、現在の兵庫県立大)を卒業後、1950(昭和25)年に旧制神戸経済大第二学部(神戸大経済・経営・法学部の前身の夜間課程)を卒業。
1957(昭和32)年、大阪市旭区千林町にダイエー一号店を開業。近代的なスーパー経営で流通業に参入し、1972(昭和47)年には三越を抜き、売上高で小売業首位にまで成長させた。
急速な事業拡大や多角化で有利子負債が膨らみ、経営が悪化。2001年に責任を問われて取締役を退いた。
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