関大に敗れる アメフット第2戦

 アメフットの関西学生リーグ第2戦、神戸大-関西大が9月18日に長居球技場で行わた。4日の初戦で京大に勝利して勢いにのる神戸大だが、この試合144ヤードのラッシングを獲得した関大の好RB中西のランを食い止めることができず、24-6で敗れた。次は10月1日に王子スタジアムで関学と対戦する。【9月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo 前半からRB中西を中心に攻め入ってくる関西大にゲインを許し、第1Q7分に先制のFGを奪われる。続く、自陣13ヤードからの神戸大の攻撃で反則をとられ10ヤードの罰退。自陣3ヤードからのファーストダウンと気の抜けない状況で、RB中井がファンブルしたボールを相手に抑えられてしまう。ゴールラインまで残り16ヤードでターンオーバーとなり、中西のランでTDを奪われ0-10で第1Qが終了。
 第2Qには、RB中井、中桐らのランや関大の反則によって敵陣20ヤード付近まで攻め込むもののTDには至らず、さらにK藤田の37ヤードFGも失敗に終わり、前半は0-10で折り返す。

 後半に入っても中西のランを食い止めることができず、第3Q4分、第4Q6分にTDを奪われ0-24と点差をつけられる。第4Qに入ってパスを多用した神戸大は、QB多和からWR村上へのパスでギャンブルを成功させるなどして敵陣に入ると、WR矢野川へのパスも通り、残り4ヤードとする。最後は、TE上手へのパスで1TDを返すが、残り時間は2分。追い上げる時間はなく、6-24で敗れた。

Photo 「中西選手のランを止めないと勝てないことはわかっていた。わかっていても止められなかった」と、関大のスピードを活かした攻撃になす術がないままの敗戦に安井ヘッドコーチは肩を落とした。
 京大との激戦を制し、そのまま勢いに乗りたかった神戸大としては痛い敗戦。「(京大に勝利したことで)チームとして自信を持つことは大切。気の緩みはなかったが、結果的に(関大に)敗れてしまった。難しいところです」(安井ヘッドコーチ)と、金星の後の心構えの難しさを話した。  次は、「間違いなく今一番強い」(安井ヘッドコーチ)という関学との対戦。「春に負けているので、星勘定関係なく、とにかく勝ちたい」と矢野川主将は春の大敗の雪辱を誓った。


【写真下】第4Q10分にQB多和からTE上手へのパスでTDを奪うが、追い上げるには至らなかった。(9月18日・長居球技場で 撮影=武井礼美)

●関西学生アメフットリーグ(9月18日・長居球技場)
 神戸大  0 0 0 6=6
 関西大 10 0 7 7=24

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