関西学生女子タッチフットボールリーグの第2戦、神戸大-聖和大が9月24日に聖和大学グラウンドで行われた。神戸大は第3Q終了時点で7-21と大幅にリードを許していたが、第4Qに追い上げ、21-21の引き分けに持ち込んだ。【9月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大のキックオフで試合開始。最初のシリーズ、聖和大はディフェンスの間を縫うパスワークでボールをつなぎ、開始4分10秒、神戸大は先制のTDを奪われてしまう。しかし神戸大も聖和大のパスカバーの甘さをついて攻め入り、第2Q開始直後、ディフェンスを振り切ったWR加藤へのTDパスで同点に追いつく。第2Q、QBサックなどの好守で聖和大から攻撃権を奪った神戸大だったが、その直後、自陣ゴール前6Yでインターセプトを許し、TDを奪われ7-14とされてしまう。 神戸大は、第3Q開始直後にもインターセプトからのTDを許し、7-21と点差を広げられる。 しかし第4Q開始2分、LB江間のインターセプトから攻撃権を得た神戸大は、WR高田への10YパスでTDエリアに迫り、QB山田がディフェンスの隙間に飛び込みTD。 さらにその後、連続パスカットで再び攻撃権を奪い、残り1分、QB山田からG鈴木に通ったパスがさらにWR加藤につながり、加藤はそのまま左サイドを駆け抜け同点のTDを獲得、21-21で試合を終えた。
今岡コーチは試合後、「勝ちに等しいドロー。選手の成長につながる」と結果には満足した様子。だが内容に関しては、「2つのインターセプトは大きすぎるミス。やっちゃいけない」と指摘。また「ゴール前でのプレーの仕方などの細かい部分に課題が残る。チーム内の競争がもっと必要」と語った。
中村主将は「逆転したかった。波に乗っていきたかった」と悔しそうな表情。「次の試合は絶対に落とせない。可能性を信じ、絶対に勝つ」と次戦への思いを話した。
●関西学生女子タッチフットボールリーグ戦(9月24日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 7 0 14 =21
聖和大 7 7 7 0 =21
【写真下】神戸大は第4QにLB江間のインターセプトによって同点のチャンスをつかんだ。江間はさらに、同点のTFPも決めてチームを救う活躍をみせた。(9月24日・聖和大学グラウンドで 撮影=武井礼美)
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