近畿学生野球連盟秋季リーグ戦第3節が10月6日、万博記念野球場で行われた。神戸大は奈産大の3回戦。初回に先制点を入れるも逆転され、1-7で敗北。勝ち点を逃し,自力でのリーグ優勝はなくなった。【10月6日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は1回、1番森園の本塁打で早々に先制する。しかし、3、4回に先頭打者が出塁するものの、走者を送ることができず、追加点をあげることができない。
一方の守備では、雨天ノーゲームとなった4日に続き斎藤が先発。3回までを1安打無失点に抑えるが、4回に無死二、三塁と失点のピンチを迎える。ここで相手のスクイズが失敗し、ベースから離れた三塁走者を挟み込むが、タッチ時に捕手・余田がボールを落としてしまい、1点を失う。4回にはさらに1点を追加され、1-2と逆転を許す。
神戸大は5回表に8番浦谷が出塁すると、1番森園が四球、2番三枝が右翼方向への安打で一死満塁となり、3、4番の中軸打者につなげる。しかし、3番永田が三振、4番成田が遊撃ゴロに打ち取られ、無得点。
さらに、5回裏から登板した中村が右翼方向へ3安打を許し2失点、替わった北島が2失点で計4点を加えられ、1-6と引き離される。
その後は北島に替わって登板した吉川が8回の一失点に抑えるものの、攻撃では得点の機会をつくることができず、1-7で敗れた。
試合後、三枝主将は「1回に本塁打で先制したが、その後に追加点がとれなかったのが終盤にひびいた。2、3回で走者をきっちり送れなかったことと、5回に(一死満塁としながら)点を取れなかったことが大きかった」と、敗因を話した。
今日の黒星で、自力でのリーグ優勝は絶たれたが、7日の阪南大、14、16日の大市大戦に3連勝すれば、可能性はまだ残っている。「目標は絞れらているから、勝つだけ」(三枝主将)、「いいピッチャー残しているから、明日はいける」(中村総監督)と8日の阪南大戦に向けて意気込みをみせた。
●近畿学生野球連盟秋季リーグ戦(10月6日・万博記念野球場)
▽第3節3回戦
神戸大 100 000 000=1
奈産大 000 240 01X=7
【神戸大】●斎藤、中村、北島、吉川-余田
【奈産大】林幸、○桑原、森田-山戸
【写真下】先発した斎藤は4回で中村と交替した。(10月6日・万博野球場で 撮影=武井礼美)
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