盗難情報は262人分 学部が説明会で謝罪

 国際文化学部の教官が盗まれたパソコンには、学生の成績など延べ262人分の個人情報が入っていた。大学は10月14日昼に説明会を開き、集まった学生に謝罪した。【10月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大は10月13日、国際文化学部の30代男性教官が自宅で空き巣に会い、学生の成績等延べ262人分の個人情報の入ったパソコンが盗まれたと発表した。流出した可能性があるのは昨年度から本年度にかけて担当の専門科目を履修した学生158人分の氏名と成績や、ゼミ生10人分の氏名、携帯電話番号、メールアドレスなど。
 教官が外出中だった11日の午後8時から10時ごろ、神戸市内の自宅に空き巣が入った。神戸大では成績などの個人情報は通常、学内のパソコンで管理することになっている。しかし、9月下旬に引越しなどで研究室が使えなくなり、教官はノートパソコンにデータを移していたという。
 大学は13日夕刻に記者会見し、NHKテレビなどが報じた。また、流出した可能性のある学生には、同夜、電話やメールで個別に連絡。14日の説明会を告知した。

 14日昼に行われた国際文化学部の説明会には、被害学生の5分の1、学生約40人が集まり、宗像惠学部長らが学生に謝罪した。
 今回の件で評価された成績が変わったり、無効になることはないという。
 同学部ではこの件の委員会を立ち上げ、再発防止に努力するという。「何か被害がわかったらすぐに教務学生係に知らせてほしい」と話している。

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