アメフットの関西学生リーグ第4戦、神戸大-立命が10月16日に王子スタジアムで行われた。開始3分、立命のパントをLB清水がリターンし先制点を決めるものの、6分には逆転される。その後も、強豪立命に力及ばす、13-35で敗れた。【10月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
前半3分、自陣3ヤード付近からパントを試みた立命のP三宅にLB清水がタックル、ファンブルしたボールをおさえTD、先制点を決める。続く、立命の攻撃でRB佃の67ヤードロングランTDを許し、7-6に。第2Q1分、またしてもRB佃の47ヤードロングランを止められず、7-13と逆転される。その後も神戸大はファーストダウンを繰り返し陣を進めるものの攻めきれず7-13で前半を折り返す。
後半開始30秒、QB渋井に70ヤードロングランでTDを決められ7-19とされる。ツーポイントコンバージョンも決められ7-21と点差引き離される。続く神戸大の攻撃、ダウン更新まで残り1ヤードの神戸大はギャンブルを選択するも失敗。この後の攻撃で、立命は45ヤード付近からフィールドゴールを狙うが失敗する。神戸大は徐々に陣を進める中、TB中井の30ヤードラン、QB多和からRB富田へのパスで着実にダウンを更新。第3Q8分、TB中井が26ヤードのランでTDを決め、13-21と点差を縮める。しかしこの後、立命にパスTDを決められ13-28で第3Qを終了する。第4Qが始まり両者共なかなか攻めきれない中、神戸大は自陣20ヤード付近でFS河合にインターセプトされ、残り1ヤードまで攻め込まれる。RB佃がTDを決め、13-35とされる。残り2分、神戸大はダウンを更新し続けるが、TDを奪うにはいたらず13-35で敗れた。
「先制点はプラン通りだったがディフェンスが粘れなかった。個人の能力が高いからみんなで集まってタックルしないといけないのにできなかった」と悔しさをかみ締める矢野川主将。安井ヘッドコーチは「しっかりとプランを立ててやれること準備した。力の差なので結果仕方ない。でも、いい試合で終わってはだめ。結果がすべて」と話した。 次の相手は、今日、関大に7-48で大勝した近大。「次の近大もスピードの速いチーム。1ヤードでもとめないと一発でもっていかれる」(同ヘッドコーチ)、「春に勝ったが、違うチームになっている。次の試合はどれだけ粘れるか気持ちの勝負。気持ちでは絶対負けない」(同主将)と2週間後の近大戦を見据えた。
●関西学生アメフットリーグ第4戦(10月16日・王子スタジアム)
神戸大 7 0 6 0=11
立命 6 7 15 7=35?
【写真下】第3QにTB中井のTDによって8点差に迫るものの、その後すぐに点差を引き離されてしまった。(いずれも10月16日・王子スタジアムで 撮影=武井礼美)
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