関西学生アメフットリーグ神戸大-龍谷大が11月26日、王子スタジアムで行われた。神戸大は第3Qまでは龍谷大を0点に抑え10-0で強さを見せ付けるものの、第4Qで2TDを決められ、17-13で辛くも勝利した。【11月26日 神戸大NEWS NET=UNN】?
試合は神戸大レシーブで試合開始。神戸大は、今試合初めて起用された1年生のQB大原を中心にダウンを更新。神戸大は、敵陣4ヤードからの攻撃で、第2ダウンまでに1ヤードまで攻め込むが、第3ダウンで5ヤードの奪退。K三輪が24ヤードからFGを決め、3-0と先制点を決める。続いても神戸大は龍谷大にペースを譲らず、FGするが反則。龍谷大の攻撃となるも、FS矢野川がインターセプト。神戸大は敵陣35ヤードからの攻撃 、QB多和からTB中井への23ヤードパスが通るなどしダウンを更新。第2Q残り1分、QB多和からSE村上への11ヤードパスでTD、TFPも決まり10-0で前半を折り返す。 第3Q、神戸大は龍谷大が試みたギャンブルをおさえるなどし、踏ん張りを見せる。その後も、攻め続ける神戸大は、第4Q開始15秒、TB中井がランTDを決め、0-17と点差を広げる。続く龍谷大の攻撃で神戸大は32ヤードのランTDをきめられ7-17。神戸大は、3度の反則で、罰退をうける。残り2分、神戸大のパントを龍谷大がリターンTD。龍谷大は2ポイントコンバージョンを狙うが神戸大が粘りを見せ逃げ切り、13-17で辛くも勝利した。
安井ヘッドコーチは「結果はよかった」と勝てたことを喜ぶ反面、「最後にミスが多くなるのは勝てるという安心感から守りに入ってしまう1試合攻め切れなくてはならない」と試合を振り返った。矢野川主将も「前半で勝って、後半引きはなさないといけない」と次への課題を明らかにした。また、今試合初めて起用された1年生のQB大原について、「パスの能力の高さと思いっきりの良さが特徴」(同ヘッドコーチ)と持ち味を話した。
次の入れ替え戦に向けて、「負けられない試合」(同ヘッドコーチ)、「最初が肝心。第1Qで決まる。1部の意地を見せる」(同主将)という思いを話した。
【写真下】インターセプトを決めて喜ぶFS矢野川ら。リーグ最終戦は選手の笑顔が目立った。 (いずれも11月26日・王子スタジアムで 撮影=武井礼美)?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。