神戸大混声合唱団アポロンの第43回定期演奏会「新しくうたうために」が12月4日、神戸文化ホール(神戸市中央区)で行われた。男声と女声がおりなす美しい歌声に会場を埋めつくした観客は酔いしれた。4年生はこのステージで引退する。【12月4日 神戸大NEWS NET=UNN】
第1ステージは混声合唱組曲「エレメント」。「水、木、光、地、火」の5つを、ひとつずつ見事に表現した。
第2ステージの「John Rutter作曲集」から女性部員は白のロングスカートで登場。曲ごとに隊形を変え、手をたたくなどバラエティーに富むステージに。
最後の第3ステージは「初心のうた」。これがラストステージとなる4年生の胸には、後輩から贈られたオレンジ色のコサージュが。時に激しく、時に穏やかに流れる歌声が作り出す世界に、会場中が包まれた。
その後アンコールにこたえ、2曲を披露。鳴り止まぬ拍手のなか第43回定期演奏会は幕を閉じた。さらに歌で観客を見送り感謝の気持ちを表すロビーコール。ロビーでは泣きながら抱き合う姿も。
公演終了後「1年間やってきたことを、目に見えるかたちにできた」と部長の篠原俊明さん(経営・4年)。
活動を続けるにはお金も時間もかかり、学生生活をアポロンにかけることを疑問に思ったこともあるという。しかし「いろいろなことを学べ、改めてアポロンを選んでよかったと感じた」と4年間をふりかえり語った。?
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