神戸商船大(現・神戸大海事科学部)院生の浦中邦彰さん(当時27歳)が2002年3月、神戸市西区で元暴力団組長らに暴行され死亡した事件をめぐり、兵庫県警に捜査ミスがあったとして母親が県に賠償を求めた訴訟で、最高裁は1月19日、上告を棄却する決定をした。これにより約9700万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。【1月19日 UNN】?
神戸商船大(現・神戸大)大学院生浦中彰さん(当時27歳)の拉致殺害事件で、捜査ミスと殺人の因果関係を認めた最高裁判決が出た1月19日、浦中さんの母親(65)は神戸市内で記者会見した。
会見で母親は、兵庫県警に対し謝罪を求め、「2度とこういう事件がおきてほしくないし、犠牲者が出てほしくない。またださないような取り組みをしてほしい」と語った。
1月20日付読売新聞夕刊によると、母親は週3回、人工透析を受けており、この日も病院から帰宅後、弁護士から入っていた留守番電話で、最高裁の決定を知ったという。会見には浦中さんの写真を持参した。
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