神戸大の前期合格発表で平成17年度の合格者が一時HPに掲載された可能性について、大学側にミスがあったことが3月10日、わかった。大学は同日に会見を開き、謝罪した。【3月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
HPでの合格発表は、9日午前10時にスタッフの立ち合いの下、入試課が更新した。その際、全ての学部で平成17年度の合格者一覧が閲覧できるようになっており、該当ページに330件のアクセスがあったという。
午前10時1分頃、入試課による差し替えで平成18年度の一覧を掲載したものの、キャッシュには平成17年度のものが残っており、アクセスが殺到した関係で一部の利用者が誤ったページを閲覧した。該当のキャッシュには118件のアクセスがあった。「平成17年度合格者一覧」への総アクセス件数は448件となる。
キャッシュを含め、HPが完全に修正されたのは午前10時3分頃。午前10時5分以降に受験生らから、確認の問い合わせが届き始めたという。入試課によると、9日午前10時から10日午後6時までに70~80件の問い合わせがあったという。大学は3月10日に午後2時から会見を開き、経緯を説明した上で謝罪した。(記者=森田篤)
●3月9日の動き(表記は24時間制、時刻は時報に基づく)
10:00 HPと掲示による合格発表を開始
HPで「平成17年度合格者発表」が閲覧できる状態に
10:01 入試課が「平成18年度合格者発表」へ差し替え
以後10時3分頃までキャッシュが残る
10:03 キャッシュを含め、HPが「平成18年度合格者発表」に完全移行
10:05 受験生から最初の問い合わせが入試課に届く?
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